戦略の立て方その2
今回は戦略の立て方第2弾です。
まず、下の画像を見て下さい。これは私の島の現在のレイアウトです。
この島を攻略する方法を考えてみて下さい。ただし、条件を1つ。
「煙幕を使わないで下さい」
さて、どうやって攻略しますか?そんなのは考えるまでもなく、戦車なりヘビズカなり、あるいはグレネーディアでも良いでしょうが、「正面から施設を削ってHQを殴りに行く」という方針しか立てれないということが理解できると思います。
では次の画像です。
かなり極端な例ですが、今度はこの島を攻略する方法を考えてみましょう。私の島は施設の耐久や攻撃に補正をかけていないので、先程と同じように正面から押していけば十分攻略できるでしょう。
しかし、ここでちょっと配置に注目してみて下さい。正面はガチガチに固めてありますが、HQの裏側はどうもスカスカです。煙幕を使って裏側にユニットを送れたとしたら…?
正面から攻めるよりも遥かに簡単に、しかも被害は少なく攻略ができるはずです。
煙幕を使うことによって、今までは正面からの攻撃しか攻め方がなかったのが、別の方向から攻めることが可能になったと。つまり戦略の幅が広がったという訳です。
煙幕は攻める方向(ポイント)の幅を広げるための道具と理解して下さい。
では、今度は次のマップを見てください。メガクラブのステージ53です。
このマップはコアの左側からズーカで攻撃すれば、3箇所ほど施設を止めるだけで良さそうです。でもバリアのせいでそのままズーカで殴りに行っても到底火力が足りません。
そこで、次のようなことを考えます。
①次の攻撃で、ズーカでコアを殴れば済むようにバリアを壊す。
②バリアの他に入口付近を可能な限り削っておく。入口の施設が削れていれば、それだけ次の攻撃に必要な煙幕の数が減らせる。
③次の攻撃の移動ルート上の地雷を処理しておく。次の攻撃は移動とショックだけにエネルギーを使えるようにしておきたい。
①〜③はそのまま攻撃する際の優先順位だと思って貰えれば良いです。
で、実際に攻撃した結果がこれです。
この後はこんな感じでクリア。
さて、今回の作戦のポイントとして重要な部分は、煙幕を使うことによって正面以外の楽な方向から攻撃ができるようになったという点が挙げられます。つまり、コアやHQの近くに守りの薄い地点があれば、道中の守りを一切無視してそこを攻撃の起点に設定できるということです。
その上で最も基本となる攻め方である「正面から当たる」ことによって、「移動に必要な煙幕を減らし」、さらにエネルギーが余っていれば「邪魔な施設(基本的にはトドメの際に必要なショックの数が減らせるような)や道中の地雷を砲撃処理」するという作業を組み合わせることによって、トドメの裏からの攻撃の難易度を減らす、これがオペなどにおける最も基本的な勝ち筋の作り方になります。
逆に言えば、煙幕ズーカで勝つことを決定した時点で、道中の煙幕の数を減らせない攻撃や、トドメの時にショックを撃たなければならない数を減らせないような攻撃は無駄な攻撃になってしまいます。
煙幕ズーカを勝ち筋に設定した上で、2回以上の攻撃を要するようなマップにおいては、煙幕で裏から攻めるのをサポートするために表を削る、いわば両サイドからサンドイッチする形で攻めることによって効率良く進めていけることが多い、ということを覚えておくと良いでしょう。